エジプトのお宅訪問 (ラマダン)断食開けの最初の食事イフタール

ラマダンとは?

イスラム教徒が日の出から日没の間に断食をする1ヶ月間のことです。日没後に最初に食べる食事をイフタールと言いますラマダン中は、昼間はあまり人が出歩かず、日中はお店が閉まっていることが多いです。人がまばらなので、博物館などの観光は空いていて観光しやすいですが、おみやげ屋、レストランは開いているところが少なくなるので、注意が必要です。


観光では見れない、カイロの台所事情

エジプトのお宅訪問ラマダン 2-301

ラマダン中は夕方5時近くなると、夕食の買い出しで、市場や町が人でごった返してきます。黒い布を巻いたエジプト人女性たちがスークを出歩くなか、私も一緒にエジプト食材の買い出しへ行きました。 エジプトのお宅訪問ラマダン 2-501


エジプトのお宅訪問ラマダン 2-518


 

焼きあがったばかりのエジプトパンをお客さんに渡しているところで、これが主食です。かご盛りになったナス、きゅうり、トマト、マンゴー、香辛料などの食材も、店員と値段交渉しながら量り売りで買っていきます。野菜は手で触って、ひとつひとつ丁寧に確認しながら選びます。
エジプトのお宅訪問ラマダン 2-723

買い物でいちばん衝撃的だったのは、カゴに入った鶏を素手で捕まえて、さばいて鶏肉として売っていたところです。いろいろと、普通の観光では見ることができないシーンを目の当たりすることができました。