突然、停電になったらどうなるのか? 【災害レポート】

・台風で電線が切れて、地域一帯が1週間くらい停電になった時のレポート。

 

・電気が使用できないので、会社、学校、歯医者、カーショップ、コンビニなど、ほとんどの店は臨時休業。
パソコンが使えないと、やはり仕事にならないとの事で、かわりに買い出しに出かける人が多かったです。

(制服のまま、買い出しに出かける学生が目立ちました。)信号も動いてないので、車の運転は交差点で

一時停止&目視で安全確認しつつ、ゆっくり移動していたのが印象的です。通勤ラッシュがないので辺りはとても静かでした。

 

・スーパーで飛ぶように売れていたのは、
 水、カップラーメン、電池、ガスボンベ、ガスコンロ、スマホバッテリー、懐中電灯など。 
 真夏は、(冷蔵庫に入れておくための)氷も売れていました。
 あると便利なのはソーラー充電器(単三・単4電池、スマホ充電ができるタイプ)。

 

・買い物で使用できるのは現金のみ。【キャッスレス派の方は要注意!!】

(レジ自体が動かないので、電卓をはじいて計算し、(必要な方は)手書きの領収書を受け取るという
 初歩的な買い物方法でした。照明はつかないので、店の入り口など比較的に明るい場所に、テーブルを並べて、販売していました。
 ※通常営業とは異なり、この方法で非常用の商品のみ、販売しているホームセンターが多かったです。

(看板の電気や自動ドアが使えないので、営業しているかどうかは遠目からではわかりにかったので、
 店が開いているかどうかは、直接行ってみて、入り口の扉が開けてみるか、かどうかで判断してました。 


・電気がないので、当然、PayPay、スマホ決済、クレジットカードなど、電子決済はすべて使用不可。
※銀行のATMも動かないので、災害発生後、すぐにお金を引き出すのは難しい状態だと思われます。
非常事態のために、【現金10~30万くらいは”非常袋などすぐに取り出せる場所”】に常備して置いておくのがベターだと思います。

 

・冷蔵庫は電源切れたら、ただの箱になるので、
 肉、牛乳、冷凍品など傷みやすいものから調理して、その後に保存がきくストック品(カップラーメン)を使用していきました。

 

オール電化の場合は、IH調理器が使えないので、カセットコンロ、ガスボンベを常備しておいた方が安心です。
(ガスボンベは2日に1本のペースでなくなるので、6本以上予備があったほうがいいです。)
あとお湯が沸かせなくなるので、お風呂のかわりに、お昼12時ごろ、水シャワーで体を洗ってました。

・インターネット(wifi)の接続状況は、非常に遅い(基本的につながらない)状態でした。
ルーターの電源が落ちているせいなのか、回線会社の電気が止まっているせいなのか、原因は不明です。
テレビも映らないので、強制デジタルデトックス状態です。

 

*今回は停電だけでしたが、地震発生後は、建物、道路の破損や、断水、けが人の手当てなどで、また状況が変わってくると思いますが、参考になれば幸いです。